「あのパターンって買いだったっけ、売りだったっけ」
トレード中に迷う時間は損失に直結します。
この記事はシリーズ全11記事で解説してきたFXチャートパターンを
1ページで見直せる「保存版早見表」としてまとめたものです。
実際のトレード中に手元に置いて使ってください。
この記事で分かること
- 転換型・継続型・三角保ち合い・ローソク足パターンの全一覧
- 各パターンのエントリー方向・信頼性・向いている時間足の比較表
- 値幅計算の公式まとめ(全パターン対応)
- パターン別のだまし回避ポイント早見表
- 相場環境別「どのパターンを使うべきか」の選択フロー
- シリーズ全記事へのナビゲーション(内部リンク集)
- コピペで使えるChatGPTプロンプト
カテゴリ①転換型パターン早見表
転換型パターン一覧(保存推奨)
チャートパターンには「転換型」と「保ち合い型」の2種類があります。
「転換型」とは、トレンドの反転を予測するものです。
例えば相場に上昇トレンドが発生していた場合、下降トレンドに反転するのを予測します。
| パターン | 別名 | 出現場所 | エントリー方向 | 信頼性 | 向いている時間軸 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヘッドアンドショルダー | 三尊天井 | 上昇トレンド終盤 | 売り(ショート) | 4時間足、日足 | |
| ヘッドアンドショルダー | 逆三尊天井 | 下降トレンド終盤 | 買い(ロング) | 4時間足、日足 | |
| ダブルトップ | M字 | 上昇トレンド終盤 | 売り(ショート) | 1時間足〜日足 | |
| ダブルボトム | W字 | 下降トレンド終盤 | 買い(ロング) | 1時間足〜日足 | |
| トリプルトップ | 三山 | 上昇トレンド終盤 | 売り(ショート) | 4時間足、日足 | |
| トリプルボトム | 三底 | 下降トレンド終盤 | 買い(ロング) | 4時間足、日足 | |
| ラウンドトップ | ソーサートップ、団子天井 | 上昇トレンド終盤 | 売り(ショート) | 日足、週足 | |
| ラウンドボトム | ソーサーボトム、鍋底 | 下降トレンド終盤 | 買い(ロング) | 日足、週足 |
転換型パターンの値幅計算まとめ
【共通の計算式】
目標値 = ネックライン ±(パターン最高値・最安値 − ネックライン)
パターン別の基準点:
・へッドアンドショルダー(三尊天井)・逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊天井) → 頭(ヘッド)の最高値or最安値
・ダブルトップ・ボトム → 山のピーク or 谷のボトム
・トリプルトップ・ボトム → 山のピーク or 谷のボトム
・ラウンドトップ・ボトム → 弧の最高値 or 最安値
保守的目標:値幅の70%
標準目標:値幅の100%
カテゴリ②継続型パターン早見表
継続型パターン一覧(保存推奨)
トレンド継続を示唆するチャートパターンはトレンドの小休止中に起こることが多く「保ち合い」とも呼ばれます。
勢いよく上昇、または下降していたトレンドの勢いが落ち着き、短期間のレンジ相場を形成している場面に現れます。
| パターン | 本来の形 | 前提条件 | ブレイク方向 | 信頼性 | 向いている時間軸 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上昇フラッグ | 右下がり平行チャネル | フラッグポール必須 | 上抜け(買い) | 1時間足、4時間足 | |
| 下降フラッグ | 右上がり平行チャネル | フラッグポール必須 | 下抜け(売り) | 1時間足、4時間足 | |
| 上昇ペナント | 収束する対称三角形 | フラッグポール必須 | 上抜け(買い) | 1時間足、4時間足 | |
| 下降ペナント | 収束する対称三角形 | フラッグポール必須 | 下抜け(売り) | 1時間足、4時間足 | |
| 上昇ウェッジ(継続) | 右上がりに収束 | 下降トレンド途中 | 下抜け(売り) | 4時間足、日足 | |
| 下降ウェッジ(継続) | 右下がりに収束 | 上昇トレンド途中 | 上抜け(買い) | 4時間足、日足 | |
| レクタングル(継続) | 水平な並行チャネル | トレンドの途中 | トレンドと同方向 | 日足、週足 |
継続型パターンの値幅計算まとめ
【フラッグ・ペナントの計算式】
目標値 = ブレイクアウト地点 ± フラッグポールの長さ
(上抜けなら+、下抜けなら−)
【ウェッジの計算式】
目標値 = ブレイクアウト地点 ± ウェッジ左端の値幅
【レクタングルの計算式】
目標値 = ブレイクアウト地点 ± ボックスの幅
保守的目標:各値幅の70%
標準目標:各値幅の100%
カテゴリ③三角保ち合いパターン早見表
三角保ち合い4種類一覧(保存推奨)
| パターン名 | 上値ライン | 下値ライン | ブレイク方向 | 信頼性 | 初心者向き |
|---|---|---|---|---|---|
| 対称三角形 | 右下がり | 右上がり | 上下どちらも | △(上位足確認が必須) | |
| 上昇三角形 | 水平 | 右上がり | 上抜けが多い | ◎(水平ラインで判断しやすい) | |
| 下降三角形 | 右下がり | 水平 | 下抜けが多い | ◎(水平ラインで判断しやすい) | |
| 拡大三角形 | 右上がり | 右下がり | 上下どちらも | ✕(上級者向け)トレードしないことを推奨 |
三角保ち合いの値幅計算まとめ
【共通の計算式】
目標値 = ブレイクアウト地点 ± 三角形左端の値幅
上抜けなら+、下抜けなら−
拡大三角形のみ「ブレイク時点の最大幅」を使う
⇨ より保守的な70%目標を強く推奨
だまし回避ポイント早見表
パターン別のだまし回避チェック(保存推奨)
| パターン | だましが多い条件 | 回避のための最重要チェック |
|---|---|---|
| へッドアンドショルダー | ヒゲブレイク・右肩がヘッドと同水準 | 終値ブレイク+上位足のトレンド一致 |
| ダブルトップ/ボトム | 2つ目の山/谷形成中にエントリー | タッチ回数2回以上・終値ブレイク確認 |
| トリプルトップ/ボトム | 3つ目の山/谷形成中にエントリー | ネックライン割れまで待つ |
| ラウンドトップ/ボトム | 弧が不完全・短期足での使用 | 日足以上での確認・移動平均線との組み合わせ |
| フラッグ、ペナント | ポールの勢いが弱い・調整が深すぎる | ポール長さの50%以内の調整幅を確認 |
| ウェッジ | ヒゲブレイク・RSI確認なし | RSIダイバージェンス確認+終値ブレイク |
| レクタングル | 形成期間が短い・ラインタッチ1回 | 最低1週間の形成期間+タッチ2回以上 |
| 対称三角形 | 頂点付近のブレイク・上位足逆行 | 三角形の中間〜2/3でのブレイク確認 |
| 上昇/下降三角形 | 水平ラインへのタッチが1回 | 水平ラインへのタッチ2回以上+終値ブレイク |
相場環境別「どのパターンを使うべきか」選択フロー
現在の相場状況からパターンを選ぶ
トレンド相場
トレンド末期 →【転換型パターン】を探す
・へッドアンドショルダー (信頼性最高)
・ダブル・トリプルトップ・ボトム
・ラウンドトップ・ボトム(長期足)
トレンド途中 →【継続型パターン】を探す
・フラッグ・ペナント(最も出現頻度高い)
・ウェッジ(継続型)
・三角保ち合い(上昇・下降三角形)
あり → エントリー見送りまたはサイズ半減
なし → 通常通りエントリー検討
横ばい・レンジ相場
十分 →【レクタングル】
・逆張り(S/R反転)戦略
・ブレイクアウト戦略
狭い →【三角保ち合い】を待つ
・対称三角形になりつつあるか確認
・ブレイクまで様子見
あり → エントリー見送りまたはサイズ半減
なし → 通常通りエントリー検討
時間軸別「使えるパターン」早見表
時間足ごとの推奨パターン(初心者向けガイド)
| 時間軸 | 推奨パターン | 注意点 |
|---|---|---|
| 1時間足 | フラッグ・ペナント・ダブルトップ・ボトム | エントリータイミングの精密化に活用 |
| 4時間足 | へッドアンドショルダー・三角保ち合い・ウェッジ・レクタングル | 最も実践的・初心者にも扱いやすい |
| 日足 | ヘッドアンドショルダー・ラウンドトップ・ボトム・三角保ち合い | 信頼性が高い・値幅も大きい |
| 週足 | ラウンドトップ・ボトム・へッドアンドショルダー(長期) | スイングトレード・長期投資向け |
全パターン信頼性ランキング(保存推奨)
23年のトレード経験から見た実践信頼性
チャートパターンは大きく分けると、反転型(リバーサルパターン)と継続型(コンティニュエイションパターン)の2種類があります。
反転型はトレンドの転換を示唆し、継続型はトレンドの継続を示唆するパターンです。
| 順位 | パターン名 | 信頼性 | 特に機能しやすい条件 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ヘッドアンドショルダー(日足) | 上位足一致・節目重複・リターンムーブ待ち | |
| 2位 | 上昇・下降三角形(4時間足) | 水平ライン3回タッチ以上 | |
| 3位 | フラッグ・ペナント(1時間・4時間足) | 強いフラッグポール後・調整50%以内 | |
| 4位 | ダブルトップ・ボトム(4時間足) | 節目価格との重複・終値ブレイク確認 | |
| 5位 | 対称三角形(4時間足) | 強いサポート/レジスタンス付近・長いヒゲ | |
| 6位 | ウェッジ(4時間・日足) | RSI確認付き・終値ブレイクアウト | |
| 7位 | レクタングル | 1週間以上の形成期間・タッチ3回以上 | |
| 8位 | ラウンドトップ・ボトム | 日足以上・移動平均線との組み合わせ |
コピペで使えるChatGPTプロンプト集
プロンプト①現在のチャートパターンを自動判定する
現在のチャート状況を分析し、該当するチャートパターンを判定してください。
通貨ペア/銘柄:〇〇〇〇〇〇
時間足:〇〇〇〇
直近の相場状況:
・トレンド:[上昇/下降/横ばい]
・直近の高値の動き:[切り上がり/切り下がり/横ばい]
・直近の安値の動き:[切り上がり/切り下がり/横ばい]
・直前に急騰・急落があったか:[あり/なし]
・現在の価格帯:〇〇〇〇〇〇
・直近の重要サポート:〇〇〇〇〇〇
・直近の重要レジスタンス:〇〇〇〇〇〇
①最も可能性が高いチャートパターン(上位3つ)
②それぞれのブレイク方向と目標値
③最も信頼性が高いと判断できるパターンとその理由
④エントリーで注意すべきだまし回避ポイント
を教えてください。
プロンプト②相場環境からパターン戦略を選択する
現在の相場環境に最適なチャートパターン戦略を選んでください。
通貨ペア/銘柄:〇〇〇〇
現在の状況:
・週足トレンド:[上昇/下降/横ばい]
・日足トレンド:[上昇/下降/横ばい]
・4時間足トレンド:[上昇/下降/横ばい]
・直近の重要経済指標:〇〇〇〇〇〇
・現在の価格:〇〇〇〇〇〇
・直近の重要サポート:〇〇〇〇〇〇
・直近の重要レジスタンス:〇〇〇〇〇〇
①この相場環境で最も使いやすいチャートパターンとその理由
②転換型・継続型どちらを優先すべきか
③今すぐエントリーすべきか、パターン形成を待つべきか
④経済指標を考慮したエントリータイミングの目安
を教えてください。
プロンプト③全パターンの学習進捗を確認する(自己診断)
FXチャートパターンの理解度を確認するテストをしてください。
以下の各パターンについて、私が答えた後に正解と解説をお願いします。
Q1:ヘッドアンドショルダーのエントリー方向と損切り位置は?
Q2:フラッグとペナントの違いを1文で説明すると?
Q3:対称三角形のブレイク方向を判断する最重要フィルターは?
Q4:上昇ウェッジのブレイク方向は上か下か?
私の回答:
Q1:[回答]
Q2:[回答]
Q3:[回答]
Q4:[回答]
各回答について正誤判定・解説・補足ポイントをお願いします。
また理解が不足している部分があれば、重点的に復習すべき内容を教えてください。
シリーズ全記事ナビゲーション
FXチャートパターン完全攻略シリーズ 全11記事一覧
【転換型パターン】
- 第1回:ヘッドアンドショルダー(三尊天井・逆三尊底)完全解説
- 第2回:ダブルトップ・ダブルボトムの見分け方と損切り設定
- 第3回:トリプルトップ・トリプルボトム完全ガイド|3つの山の見分け方
- 第4回:ラウンドトップ・ラウンドボトム(ソーサー型)の見方と使い方
【転換型パターン】
【三角保ち合いパターン】
【実践・応用】
- 第10回:チャートパターンの「だまし」を回避する方法|5大ミスと対策
- 第11回:FXチャートパターン早見表まとめ【保存版】←当記事
まとめ:チャートパターンを武器にする3つの原則
23年間のトレード経験から導いた最終結論
| 原則 | 内容 | 実践方法 |
|---|---|---|
| 原則①:形より場所 | パターンの形状より出現場所が重要 | 上位足でトレンドを確認してからパターンを探す |
| 原則②:完成を待つ | 形成途中のエントリーは禁物 | ネックライン・トレンドラインの終値ブレイクを確認 |
| 原則③:根拠を重ねる | 単独パターンへの過信は禁物 | 水平線・時間足・指標カレンダーを必ず組み合わせる |
チャートパターンは「見つけた瞬間に使えるツール」ではありません。
23年間で何千回もパターンを見てきて確信していることがあります。
パターンを覚えることより、ルールを守って使い続けることのほうが何倍も難しい。
チャートパターンが機能するかどうかではなく、あなたがルールを守れるかどうか。
それがトレードの勝敗を決める本質です。
この早見表を手元に置き、エントリー前に必ず確認してください。
「形は合っているか」「場所は正しいか」「根拠は重なっているか」
この3つが揃ったとき、初めてエントリーボタンを押す資格があります。















